自宅でのセルフケア環境の激変も、エステ離れに迫る一因だ。2026年現在、市場に出回る家庭用美顔器のスペックは、数年前の業務用機器を遥かに凌駕する。高出力のLEDマスク、EMS、さらには超音波を用いた浸透技術が、手のひらサイズで実現している。
初期投資こそ数万円かかるものの、一度買えば毎日でも使える美顔器は、コストパフォーマンスの面でエステを圧倒する。「サロンの予約を取り、着替えて施術を受ける手間を考えたら、自宅で最新ガジェットを使う方が圧倒的にタイパ(タイムパフォーマンス)が良い」というタイパ重視の価値観が、特に若い世代の間で主流となっている。