昭和から平成にかけて広く噂された「うま味調味料は体に悪い」「頭痛や健康被害を引き起こす」といった言説は、現在では国際的な公的機関によって完全に否定されています。
WHO(世界保健機関)やFAO(国連食糧農業機関)の合同食品添加物専門家委員会(JECFA)をはじめ、アメリカ食品医薬品局(FDA)や日本の厚生労働省でも、グルタミン酸ナトリウムは塩や砂糖と同様に極めて安全性の高い食品素材として認められています。味の素はサトウキビの糖蜜を発酵させて作られており、昆布やトマトに豊富に含まれる旨味成分と分子構造はまったく同じです。
むしろ、自作ラーメンにおいて味の素を上手に活用することは「減塩」につながるメリットがあります。うま味調味料を少量加えることで、塩分(ナトリウム量)を大幅に減らしても舌が感じる満足感を損なわずに済むため、スープを飲み干したくなる家庭ラーメンの塩分コントロールにも有効です。