ここ数年のメイクの潮流を振り返ると、ベースメイクの薄膜化やリップの透明感重視など、「作り込みすぎない美しさ」への原点回帰が続いている。その波がついに眉メイクにも到達した。
2026年代前半に大流行した「脱色風眉」や「パウダリーな明るい眉」は、確かに顔立ちを柔らかく見せる効果があった。しかし、2026年現在、街を行くおしゃれな人たちの視線は、よりリアルでヘルシーな質感を求めている。「眉毛を固めて色をかぶせることで、かえって顔の立体感が失われてしまう」という気づきが、眉マスカラ離れを加速させている最大の要因だ。