なぜ、コーヒーはこれほどまでに健康面での評価を高めているのか。その鍵を握るのが、強力な抗酸化物質であるクロロゲン酸だ。ポリフェノールの一種であるこの成分は、体内の活性酸素を除去し、細胞の酸化ストレスを和らげる働きを担う。
ハーバード大学公衆衛生大学院のフランク・フー教授らの研究チームは、長年の臨床および疫学データの分析を通じ、コーヒーに含まれる機能性成分がインスリン感度の向上や肝機能の保護に大きく貢献している事実を突き止めた。単なる嗜好品を超えた生体防御システムへの好影響が、科学的に立証されている。