古くから語り継がれている代表的な言い伝えが、「お腹が前に尖るように突き出ていると男の子」「横に丸くふんわり広がっていると女の子」という性別ジンクスです。後ろ姿から妊娠しているとわからないほど前に出るなら男児、腰回りにしっかりお肉がついて横に広がるなら女児、というバリエーションも広く知られています。
結論から言うと、このジンクスに医学的・科学的な根拠は一切ありません。産婦人科の臨床現場でも、お腹の出方と赤ちゃんの性別に関連性がないことが分かっています。超音波(エコー)検査が普及していなかった時代、周囲の人々が無事に生まれてくる赤ちゃんを心待ちにしながら楽しんだ「予想遊び」が今に残っている形です。
現代では妊娠中期のエコー検査や出生前診断によって高い精度で性別が判明するため、お腹の形はあくまで妊娠中のコミュニケーションや思い出づくりの一つとして楽しむのが健やかです。