平野紫耀の人間性を語る上で欠かせないのが、生まれ育った名古屋市での母子家庭としての生い立ちです。幼い頃に両親が離婚し、平野紫耀は母親と2歳下の弟・莉玖さんの3人家族で暮らすことになりました。
女手ひとつで2人の息子を育てるため、母親は昼夜を問わず身を粉にして働いていました。幼心にその大変さを痛感していた平野紫耀は、「自分が母親を助け、弟を守らなければならない」という強い責任感を抱くようになります。まだ小学生でありながら、弟のオムツ替えや身の回りの世話をこなし、料理を作って母親の帰りを待つことも日常茶飯事でした。
教育方針は礼儀やマナーに非常に厳しく、母親からは「嘘をつかないこと」「礼儀正しくあること」を徹底的に教え込まれました。どんなに生活が苦しくても弱音を吐かず、愛情を注ぎ続けてくれた母親に対し、平野紫耀は現在も深い尊敬と感謝を抱き続けています。
また、弟の平野莉玖さん(現在は実業家・アーティストとして活躍)とは、幼少期からダンスや音楽を通じて切磋琢磨する無二の戦友でした。互いを信じ合い、支え合ってきた兄弟の強い絆は、過酷な環境を生き抜くための大きな支えとなっていたのです。