今後の審理が進むにつれて注目されるのが、検察側による求刑の重さと、裁判所が下す量刑判断です。前途ある若者の尊い命が理不尽な集団暴力によって奪われた結果の重大性、遺族の深い悲痛と峻烈な処罰感情を考慮すれば、検察側が極めて重い求刑を行うことは確実視されています。
裁判長および裁判員は、以下の諸要素を総合的に考慮して判断を下すことになります。
・現場を主導した度合いや、暴行を制止しなかった不作為の重さ
・被害者を全裸で放置して逃走した犯行後の悪質性
・自首や反省の態度、共犯者間での役割分担の軽重
過去の類似裁判例を見ても、若年層による集団強盗致死・傷害致死事件では、主導者のみならず現場に同調し犯行を容易にした共犯者に対しても厳しい実刑判決が下される傾向が強く、判決公判における司法判断の行方が注視されています。