フレミッシュジャイアント(Flemish Giant)の歴史は、16世紀のベルギー・フランドル地方にまで遡ります。もともとは食肉や毛皮用として作出された品種でしたが、その従順で賢い性格が評価され、世界中で愛玩用・観賞用として定着しました。
最大の魅力は、何と言ってもそのスケール感です。ネザーランドドワーフが体重1kg前後であるのに対し、フレミッシュジャイアントは成長すると7kgから10kgを超えます。伸ばした体長は1メートルに達することもあり、膝の上に抱き抱えると、まるで中型犬から大型犬のようなズッシリとした重厚感があります。
性格は極めて温厚。海外では「Gentle Giant(優しき巨人)」の愛称で親しまれています。自己主張はしっかり行いますが、パニックを起こしにくく、人間に対する懐きやすさも抜群です。抱っこを好む個体も多く、名前を呼ぶと寄ってくるような愛くるしい行動を見せてくれます。