三重県のハンドボールを語る上で、鈴鹿市を拠点に活動する女子トップクラブ「三重バイオレットアイリス(Mie Violet Iris)」の存在は外せない。日本ハンドボールの最高峰「リーグH」に参戦し、毎シーズン熾烈なプレーオフ争いを繰り広げている。
チームの理念は「地域と共に、スポーツと育む未来」。企業の単体部活動としてスタートした多くの実業団チームとは一線を画し、地域社会と密接に結びついたクラブ組織として独自の発達を遂げてきた。スポンサー企業の支援と地元ファンの熱烈な後押しを受け、選手たちはコート上でタフな戦いを披露する。
スピード感あふれる速攻。相手の隙を突く巧みなパス回し。身体を張ったディフェンス。試合会場となるアリーナは、チームカラーのパープルに染まり、地元の小中学生や市民が一体となって応援に包まれる。