地方における高齢化と農業衰退は深刻な課題だ。しかし、「丹波 ほっこり 農園」の取り組みは、異業種からの参入が地域農業に新しい風を吹き込めることを示している。
墓石業で培った建設機械の操作ノウハウや土木知識は、大規模な圃場整備や土壌改良にダイレクトに活かされた。単に作物を育てるだけでなく、景観を保ち、生態系を守りながら収穫を得る。ニホンミツバチの養蜂はその最たる例であり、受粉を介して地域の自然循環そのものを支えている。
「自分たちが食べて心から美味しいと思えるものしか出荷しない」。その姿勢が、リピート率の高さを裏付けている。