検索エンジンやAIアシスタントに聞けば、事実やデータ(意味記憶)は1秒で手に入る。この時代において、人間が持つべき本当の記憶力とは何だろうか。その答えが「エピソード記憶」だ。
エピソード記憶とは、単なる事実の羅列ではなく、「その時どう感じたか」「誰とどこでその体験をしたか」という体験と感情がセットになった記憶のことだ。仕事ができる人は、このエピソード記憶の引き出しが非常に多い。彼らは会議での決定事項だけでなく、その時の部屋の空気感や、相手の表情の変化までセットで覚えている。これが、のちにクリエイティブなアイデアを生み出す源泉となる。