辻元清美氏の原点を語る上で欠かせないのが、早稲田大学教育学部に在籍していた学生時代のエピソードです。奈良県大淀町に生まれ、大阪府高槻市で育った辻元氏は、大学在学中の1983年にアジア諸国と日本の歴史・平和をテーマにした国際交流NGO「ピースボート」を共同設立しました。
若い頃の辻元氏は、自ら船をチャーターしてアジア各地を巡り、市井の人々と直接対話を重ねる草の根の国際交流を牽引。既成概念にとらわれない行動力と人を巻き込む求心力は、この時期に培われました。
その後、1996年の第41回衆議院議員総選挙に旧社民党から出馬し、初当選を果たします。「市民派議員」の代表格として脚光を浴び、国会での舌鋒鋭い質疑は瞬く間に全国区のお茶の間に知れ渡ることとなりました。