オープン以来、メディアの注目を集め続ける現場の熱気は本物だ。当編集部が入手した未公開の来店客属性データによると、訪れる客層の約4割をZ世代をはじめとする20代前後の若年層が占めているという事実が判明した。シニア層のノスタルジー需要が中心だろうという当初の業界予測を、見事に覆す結果となった。
「頑固だが温かい、あの昭和の親父像と食卓の風景が、デジタルネイティブ世代にとって逆に新鮮でチルな体験として映っている」。企画担当者は取材に対してそう語る。昭和レトロをテーマにしたメニューの売上比率でも、波平が愛したお晩菜セットや晩酌セットがダントツの1位をキープ。SNSでの拡散も止まらず、最新トレンドとして外食シーンに新たな風を吹き込んでいる。