梅田のランドマークである赤い観覧車(HEP FIVE)のすぐ隣、船の舳先を思わせるナビオビルを見上げると、巨大な最新作ポスターが視界に躍り込んでくる。総座席数2,000席を超える巨大エンターテインメント空間は、全国の劇場と比較しても群を抜く動客数を誇り、映画業界関係者の間でも「梅田での初日舞台挨拶の熱気は別格」と口を揃える。
象徴的存在なのが、圧巻のスケール感を誇る「シアター1」だ。700席近い客席を擁する大ホールは、シネコン時代以前の映画館が持っていた壮大な空気感を残す。満席のシアター1で大作映画のオープニングロゴが浮上した瞬間、場内全体を駆け巡る一体感。それはスマホや自宅のサブスク画面では決して再現できない映画体験の真髄だ。