組織図の「直参(直系組長)」の欄を見ると、その顔ぶれの減少と高齢化が顕著だ。かつては100人近く存在した直参は、今やその半分近くにまで落ち込んでいる。組長たちの多くは70代、80代となり、後継者不足に頭を悩ませている。
さらに深刻なのが、直参であることの「コストパフォーマンス」の悪さだ。毎月上納しなければならない「上納金」の負担に対し、警察の監視が厳しすぎて見合うだけの利益が得られない。若手や中堅の実力者が「直参への昇格」を辞退するケースも増えており、組織のピラミッド構造は底辺から崩れ始めている。