良かれと思って発した言葉が、遺族の心を傷つけたりマナー違反となったりする事例は後を絶たない。特に避けるべき代表的なNG行為を把握しておく必要がある。
第一に、「ご愁傷様」という言葉から尊敬の「ご」や語尾の「です・でございます」を省いて「愁傷様」と短縮するのは絶対NGだ。これは相手をバカにしたり揶揄したりする日常の軽薄な表現と同義になり、極めて不礼にあたる。
第二に、死因を根掘り葉掘り尋ねたり、「お気持ちお察しします」と安易に同調したりすることも控えるべきだ。遺族の悲しみは他人には測り知れないものであり、「哀悼の意を静かに伝える」ことに徹するのが大人の嗜みとされる。