駿河太郎が芸能界で異色と言われる最大の理由は、「笑福亭鶴瓶の息子であることを徹底的に隠して活動していた」点にあります。俳優転身後、所属事務所のプロフィールにも父親の名前は一切記載せず、オーディションを片っ端から受ける日々を送りました。
「鶴瓶の息子」という看板を出せば、話題性で手に入る役もあったはずです。しかし彼は、オーディション会場で審査員に素性が知られて色眼鏡で見られることを極端に嫌い、実力だけで役を勝ち取る道を選びました。現場のスタッフや共演者も、彼が鶴瓶の息子であることを後から知って驚くケースが日常茶飯事だったといいます。
そんな彼が親子の事実をオープンにし、大きな話題となったのが2014年のCM初共演(ヤマキ「割烹白だし」など)でした。俳優として十分な実績を積み上げ、誰からも「親の七光り」と言われない地盤を自力で作ったからこそ実現した共演であり、画面越しに伝わる親子の絶妙な空気感は視聴者から大絶賛を浴びました。