医療の分断を防ぐ鍵は、医療機関と薬局、介護施設をむすぶ情報プラットフォームの存在だ。地域の診療所や訪問看護ステーションとリアルタイムで患者の体調変化を共有する独自システムを導入。これにより、救急搬送時にも瞬時に過去の服薬歴や副作用歴が搬送先の病院に共有されるようになった。
医師が処方変更を行った際も、薬局側から「この患者は過去に類似薬でめまいを起こした既往がある」といったプロアクティブな疑義照会(疑問点の問い合わせ)がデータ上で行われる。上下関係ではない、真にフラットな多職種連携が現場で機能し始めている。