土萠ほたるの真の姿は、外部太陽系戦士のひとりであるセーラーサターンです。サターンは通常のセーラー戦士とは一線を画し、「世界の終焉の時にのみ現れ、すべてを無に帰す沈黙の戦士」という恐るべき役割を与えられていました。
サターンが手にする巨大な鎌「サイレンス・グレイヴ(沈黙の鎌)」を一振りすれば、ひとつの星はおろか世界そのものがリセットされます。かつての古代シルバー・ミレニアム崩壊の際にも、サターンが鎌を振り下ろすことで荒廃した世界を消滅させ、新たな再生への道を開きました。
この絶対的な破壊力ゆえに、セーラーウラヌス(天王はるか)、セーラーネプチューン(海王みちる)、セーラープルート(冥王せつな)の外部太陽系戦士たちは、サターンが完全に覚醒することを何としても阻止しようとします。世界を救うためには、覚醒する前に土萠ほたるの命を奪うしかないという非情な選択を迫られるほど、サターンの覚醒理由は重く危険なものだったのです。