WBSのメインキャスターを10年以上にわたって務め上げた大江麻理子。彼女が築き上げた親しみやすさと鋭い洞察力を兼ね備えたスタイルは、多くの視聴者に安心感を与えてきた。しかし、キャスター退任は、彼女にとってキャリアの停滞ではなく、より自由度の高いジャーナリズムへ飛躍するための重要なステップだった。
現在、彼女はテレビ東京のシニアコメンテーターとして、特定の番組に縛られることなく多角的な報道活動を展開している。毎日の帯番組を担当していた頃には難しかった長期取材や、国内外への機動的な出張取材が格段に増加。画面越しにニュースを伝える立場から、自ら現場へ足を運び、課題の根底にあるストーリーを掘り起こすリポーター・解説者としての側面がより一層強まっている。