ルールはシンプルそのものだ。山札から順にカードをめくり、現れた妙なキャラクターにめくったプレイヤーがその場で名前をつける。そして、再び同じキャラが登場した瞬間、誰よりも早くその「あだ名」を叫んだ者が場に出たカードを獲得できる。最終的に最も多くのカードを獲得したプレイヤーが勝利を掴む仕組みだ。
一見すると単純な記憶力ゲームに思えるかもしれない。しかし、ここには巧妙な罠がある。個性的すぎるビジュアルを持った謎の生物たちにプレイヤー各自が思いつきで命名するため、カオスなネーミングが連発するのだ。「足長メガネ」「ぬめり大将」「佐藤さん」——突拍子もないネーミングが飛び交い、爆笑が巻き起こる中で記憶はどんどん混乱していく。ボードゲーム初心者から熟練者まで一瞬で同じ土俵に立ち、腹を抱えて笑い転げられる点こそが、本作品の最大の魅力と言える。