50代を迎えた現在も、板谷の魅力は衰えるどころか、むしろ研ぎ澄まされ続けている。自身がプロデュースを手掛けるアパレルブランド「SINME(シンメ)」で見せるスタイリッシュな佇まいは、同世代のみならず若い女性たちからも圧倒的な支持を集めている。そこにあるのは、無理な若作りにしがみつく姿ではなく、加齢という抗えない時間さえも自らの味方につけた自立した大人の生き様だ。
「自分自身の体を愛し、自信を持って生きる」という現代的なボディーポジティブの価値観を、彼女は言葉以上にその生き様で体現してきた。肌を隠すか魅せるかという表面的な議論を超え、鍛え上げられたしなやかなスタイルとナチュラルな美しさは、彼女が長年積み重ねてきた努力と美学の結実と言えるだろう。