さくらんぼの品種によって、果肉の硬さや皮の厚みにははっきりとした個体差があります。代表的な2大品種である「佐藤錦」と「紅秀峰」では、鮮度保持のアプローチに少し違いを持たせることが大切です。
【佐藤錦(さとうにしき)の正しい保存方法】
さくらんぼの王様と称される佐藤錦は、果皮が極めて薄く、果肉が驚くほど柔らかいのが特徴です。その繊細さゆえに衝撃や湿度の変化に非常に弱く、わずかな刺激で打撲痕が茶色く変色してしまいます。保存時は絶対に粒を重ねず、キッチンペーパーを敷いた容器に1段だけで並べ、野菜室で2日以内を目安に食べ切ることが推奨されます。
【紅秀峰(べにしゅうほう)の鮮度保持テクニック】
佐藤錦に続いて人気を集める紅秀峰は、果肉が硬く締まっており、大粒で皮もしっかりしています。酸味が控えめで糖度が高いうえ、もともと日持ちの良さに定評がある品種です。同様に野菜室で適切に管理すれば4〜5日間ほどハリと弾力を保ちやすいため、少しずつ楽しみたいギフト用としても非常に優れています。