日本のモバイル業界は深刻な番号不足に直面してきた。090に始まり、080、070と順次開放されてきたが、IoT機器の普及や2台持ちユーザーの増加により、ついに新たな番号帯である「060」の本格運用が開始された。
この「060」時代の到来により、初期の番号である090の希少価値は跳ね上がっている。新規でキャリアと契約しても、よほどの幸運か解約された番号の使い回し(リサイクル番号)でない限り、090が手に入ることはない。番号そのものが有限の資源であり、歴史的なプレミア価値を帯び始めている。通信キャリア側も、番号の再利用プロセスを厳格化せざるを得ない状況だ。