国際大会の緊張感の中では、1球の選択が国家の運命を左右する。2026 ワールド・ベースボール・クラシックの舞台においても、スプリットはマウンド上の戦術の中心に据えられている。
初対面の打者が多い国際試合では、軌道を読み切る時間がない。特にパワフルな長打力を持つ中南米や北米のチームに対し、カウントを問わず振らせて仕留められる高速スプリットは最高の切り札だ。投球数制限のある短期決戦において、最小限の球数で三振または打ち気のないゴロを打たせる能力は、どんな監督にとっても喉から手が出るほど欲しい戦力である。