スーパーの店頭で並ぶ「赤紫蘇」と「青紫蘇(大葉)」。アレルギー症状の抑制という観点において、どちらを選ぶべきなのかは長年議論の的となってきた。結論から言えば、目的に応じて使い分けるのが正解だ。
ロズマリン酸の含有量のみを追うならば、圧倒的に「赤紫蘇」に軍配が上がる。赤紫蘇の鮮やかな紫色を形成するシソニンやポリフェノール濃度は青紫蘇の数倍に達し、エキスやジュースとして抽出した際の成分密度が非常に高い。一方で、日常的に生のまま手軽に摂取でき、ベータカロテンやビタミンCを豊富に含む点では「青紫蘇」が極めて優秀だ。粘膜の粘着力を高めて花粉の侵入を防ぐ粘膜バリア機能においては、青紫蘇の持つビタミン群が大きな助けとなる。