作中で屈指の人気を誇る要素が、自称マイメロのライバルであるクロミが肌身離さず持ち歩く黒表紙の冊子「クロミノート」です。物語の随所で明かされるクロミノートの真相は、ファンにとって抱腹絶倒の定番ネタとなっています。
ノートに記されているのは、マリーランドで過ごした幼少期から現在に至るまで、マイメロディによって被った数々の不条理な被害記録です。「大事にしていたケーキのイチゴを食べられた」「クロミが転んだ際、マイメロがハンカチ代わりにクロミの鼻をかんだ」など、文字にすると他愛のない出来事に見えます。しかし、被害を受けたクロミにとっては人生を狂わされるレベルの屈辱として克明にナンバリングされているのです。
二人のマイメロ クロミ 関係性の経緯を辿ると、マイメロディ側は一貫してクロミを「大親友」と思い込んでおり、クロミ側は一方的に復讐心を燃やしているという決定的な温度差が存在します。この一方通行のすれ違いが数々のおねがいマイメロディ 名シーンを生み出し、人間関係のリアルな滑稽さを描き出しています。