イングランドを牽引するベン・ストークスは、相変わらずの圧倒的な存在感を放っていた。彼が見せた果敢なフィールディングの配置変更と、自らマウンドに立って投げ込む執念のスペルは、スタジアム中の観客を総立ちにさせた。
ピンチの場面でも退かない超攻撃的姿勢、いわゆる「バズボール」の思想を体現する彼の選択は、常にリスクと背中合わせだ。今回の対戦でも、失点を恐れずにフィールドを前に詰める勝負手に出た。結果として敗戦の憂き目に遭ったものの、チームに注ぎ込んだ闘志とカリスマ性は、キャプテンとして世界最高峰のものであることを改めて証明してみせた。