「金曜日は混むから、木曜日に飲む」。都内のIT企業に勤める30代の男性はそう語る。週休3日制を導入する企業では、金曜日が休みになるケースが多い。そのため、木曜日の夜がいわゆる「新・華金」として機能し始めているのだ。
実際に、渋谷や新宿の飲食店では、木曜夜の予約率が数年前と比較して約3割増加しているというデータもある。週末の混雑を避け、ゆったりとプライベートな時間を楽しみたいという現代人の合理的な思考が、このシフトを後押ししている。伝統的なカレンダーの縛りから解放された人々は、自らのリズムで1週間をデザインしている。