消費社会学や都市文化論の視座から旧109-2の歩みを読み解くと、そこには「モノ消費からコト・トキ消費への大転換」が如実に表れています。かつての109-2や109MEN'Sが提供していたのは、「特定のファッションスタイルに身を包むことでアイデンティティを獲得する」という同調と差別化の装置でした。特定の雑誌やカリスマ店員がルールを規定するトップダウン型の消費文化です。
対して現在のMAGNETが提示しているのは、自らが体験し、撮影し、発信することで完結する「参加・共感型のプラットフォーム」です。交差点の俯瞰写真、限定コラボフード、ポップアップでの推し活など、読者一人ひとりが異なる文脈で空間を消費しています。
こうした空間特性を踏まえた、編集部による「おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準」は以下の通りです。
【向いている人・行くべき人】
- 短時間で手軽に渋谷スクランブル交差点の絶景やユニークな写真を撮影したい人
- アニメ・VTuber・ストリートアートなどの限定ポップアップストアやコラボカフェを楽しみたい人
- 渋谷駅直近で、気取らずにお酒やジャンクフードを楽しめるオープンなフードホールを探している人
- 女性同伴、あるいは男性グループで、かつての109本館には入りづらさを感じていた人
【慎重になるべき人・他施設を検討すべき人】
- 道玄坂のSHIBUYA109本館のような、王道のギャル系・フェミニン系レディースアパレルを大量に見比べたい人(⇒SHIBUYA109本館へ)
- 静寂で落ち着いた高級感のあるレストランやラウンジで会食をしたい人(⇒渋谷スクランブルスクエアやヒカリエへ)
- 地上数百メートルからの広大なパノラマ夜景・富士山の眺望などを求めている人(⇒SHIBUYA SKYへ)