ネット上の口コミやSNSで時折見かける「猫が減って寂しい」「以前より見かけなくなった」という声。この噂の背景には、御誕生寺が長年取り組んできた命に対する責任ある保護活動の成果があります。
かつて御誕生寺には、心ない人々による境内の捨て猫が相次ぎ、一時的に60〜80匹近くまで猫が急増した時期がありました。急激な頭数増加は感染症のリスクや医療費の高騰、縄張り争いによるストレスなど、猫たちにとっても過酷な環境を生み出しかねない危機的状況でした。
寺院側はこの事態を重く受け止め、獣医師や地元ボランティアと緊密に連携。すべての保護猫に対するTNR活動(捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻す)の徹底と、定期的な里親募集・譲渡会の開催を本格化させました。公式発表資料や関係者の証言によると、これまでに数百匹を超える保護猫が新たな温かい家庭へと引き取られていきました。つまり「猫が減った」のは衰退ではなく、寺院と支援者が一頭一頭の命と真摯に向き合い、適正頭数の管理と幸福な譲渡を成し遂げた証左なのです。