ドライバーの自衛手段として定番のレーザー・レーダー探知機だが、その有効性には明暗が分かれている。最新鋭のセパレート型モデルはMSSSの特定周波数に対応し始めているものの、探知機が警告を発した瞬間には、すでにオービス側からも車両が捕捉されているケースが少なくない。ゲリラ的なレーザー照射に対しては、物理的な反応速度が追いつかない場面もある。
一方で、高度道路交通システム(ITS)やコネクテッド技術を融合させた最新のカーナビゲーションシステムは、リアルタイムの取り締まり目撃情報や規制情報をクラウド経由で同期する。しかし、これも「先行車が通報した情報」に依存するため、当日最初にポイントを通過する車にとっては無力に等しい。
ガジェットへの過信は命取りになる。「探知機が鳴らないから大丈夫」と過信してアクセルを踏み抜く行為こそ、警察側の最新アルゴリズムがもっともカモにしやすいパターンである。