愛車選びにおいて、将来の手放し価格、すなわちリセールバリューを無視することはできない。中古車情報大手のカーセンサーやグーネットの相場データを検証すると、ボディカラーによる明確な価格差が浮き彫りになる。
3〜5年落ちの査定相場において最も手堅いのは、やはり「ピュアホワイトパール」と「キャラバンアイボリーパールメタリック(ツートーン)」だ。この2色は中古車市場での回転率が極めて高く、買取査定においてベース価格から5万〜15万円程度のプラス評価がつくケースが珍しくない。特にアイボリーのツートーンは「クロスビーらしさ」を求めるセカンドハンド需要が極めて強いため、値落ちが非常に緩やかだ。
対照的に、原色系のビビッドカラーや個性的な特別色は、新車時の満足度が高い反面、中古車市場では好みが分かれるため査定がシビアになる傾向がある。自動車産業の流通構造上、オークションで競り上がりやすいのは誰もが受け入れられる安全牌のカラーだ。リセール額を最優先するならば、白・黒・アイボリーの上位3系統から外れないことが鉄則となる。