潮目が変わった背景には、グローバルな文化の流入と著名人の発言がある。例えば、Netflixで世界的ヒットを記録したライフスタイル番組『クィア・アイ (Queer Eye)』では、自分自身の身体を労わり整えるマインドセットが広く提示された。性別を問わず、自分を心地よい状態に保つ手法としてグルーミングが描かれた影響は大きい。
日本国内に視点を移せば、タレントで実業家のローランド (ROLAND)氏が脱毛の重要性やアンダーヘアケアの価値を公の場で言及したことが決定打となった。「男も魅せる肌をつくる」という美学が一般層へ拡散し、パーソナルケア・グルーミングに対する心理的ハードルは一気に下がったのだ。