一方で、過剰な露出制限に対するユーザーの不満や、倫理的課題も浮上している。「クリックベイト(釣りコンテンツ)」の延長線上として、結局最後まで何も明かさない不誠実な動画が増加しており、コメント欄が荒れるケースも少なくない。
さらに深刻なのは、ディープフェイク技術の精巧化に伴う「映像の信憑性」の問題だ。重要部分を意図的に隠すことで、誤解を招くコンテクストを捏造したり、フェイクニュースを真実のように見せかけたりする手法として悪用されるリスクが指摘されている。
メディアリテラシーに詳しい専門家は、「見えない部分を都合よく補完する人間の認知バイアスが試されている。受動的に動画を消費するのではなく、何が隠されているのかを冷静に見極める視点が必要だ」と警戒感を強める。