阪神の長い歴史を紐解くと、捕手のポジションはその時々のチームカラーを色濃く反映してきました。黎明期から現代に至るまで、正捕手の座がどのように受け継がれてきたのか、主な顔ぶれと背番号の系譜を年代別に整理します。
戦後の「ダイナマイト打線」を牽引した土井垣武から始まり、1970年代には黄金ルーキーとして入団した田淵幸一がチームの顔として君臨しました。1980年代半ばの強力打線全盛期は木戸克彦が投手陣の手綱を締め、暗黒期から再建期にかけてはトレードで加入した矢野燿大(当時・燿弘)が不動の地位を築きます。
2010年代に入るとメジャーリーグから城島健司が電撃加入して強烈なインパクトを残し、その後は生え抜きの梅野隆太郎、さらには高い戦術眼を誇る坂本誠志郎へとバトンが繋がれています。伝統の背番号「22」や「2」に代表されるように、阪神の捕手ナンバーには歴代の重みが脈々と宿っています。