キャリアの晩年、2007年に彼は横浜FCへと移籍する。レジェンド・三浦知良らとともにプレーし、ベテランとしてチームの精神的支柱となった。ピッチに立てば年齢を感じさせない運動量と、研ぎ澄まされたパスセンスで観客を魅了し続けた。どんな環境であっても、勝利に対する執着心を失わない。それが彼の流儀だった。
プロサッカーの世界で通算280試合以上のJ1出場を果たし、36ゴールを記録。現役を退くその瞬間まで、ボールを扱う美しさと勝負師としての凄みを失わなかった。数字以上の記憶を残す選手。それこそが、彼がファンから愛され続けた理由である。