なぜ、実の母子のように育ったはずの2人がそこまでの関係に陥ってしまったのでしょうか。関係者の証言や当時の報道から浮かび上がるのは、過剰なまでの距離感と指導の軋轢です。
泉ピン子は、幼少期から現場にいたえなりを我が子同然に可愛がり、礼儀作法や挨拶、共演者への気遣いなどを厳格に指導していました。しかし、えなりが成人し、一人の自立した俳優・タレントとして自我を確立していく過程でも、その接し方は変わらなかったと伝えられています。
プライベートの交友関係や立ち振る舞いにまで口を挟まれる環境が長年続いた結果、えなりにとって精神的な重圧が限界に達し、身体的なアレルギー反応(発疹)として現れるほど拒絶感が強まったとされています。