もし我が子の手の向きが気になったとしても、無理に手を掴んで直そうとする必要はない。子どもにとってバイバイは「楽しいコミュニケーション」の手段であり、間違いを指摘され続けると、手を振ること自体を嫌がってしまう可能性があるからだ。
効果的なのは、親が子どもの隣に並び、同じ方向(鏡を見るような形ではなく、並んで前を向く形)を向いて一緒に手を振る練習をすることだ。また、「ちょうだい」「どうぞ」といった手を使ったやり取り遊びを通じて、手のひらの向きや空間の感覚を遊びながら学ばせることも有効である。焦らず、遊びの延長線上で見守ることが基本だ。