紗栄子の次男は、幼い頃から気管支が弱く、アレルギー体質であると報じられてきた。深夜に突然始まる激しい咳込みや、呼吸困難に近い状態に陥るたび、彼女は仕事を抱えながらも夜通し看病を続けたという。当時の彼女のブログには、点滴を受ける小さな手の写真や、不安で眠れない夜の心情が吐露されていた。華やかな芸能界の裏で、彼女は一人の母親として、常に息子の呼吸音に耳を澄ませる日々を送っていたのだ。
小児喘息は、成長とともに改善することも多いが、親にとっては一瞬一瞬が命がけの緊張感に満ちている。彼女が発信したリアルな言葉は、同じように夜間救急に駆け込む親たちの孤独をどれほど癒したか計り知れない。