物語のクライマックスは、全ての悪事が白日の下に晒されたチェ・ユラ(ユン・アジョン)の逃亡劇から始まります。妹ハ・ユニのひき逃げ事件の真犯人であり、ソル・ヨナ(イ・ユリ)を身代わりとして刑務所へ送り込んだ主犯であるユラは、国外逃亡を企てるものの警察に包囲され、追い詰められた末に身柄を拘束されます。
法廷で厳罰を下されたユラを待ち受けていたのは、かつて自分がヨナを陥れた場所と同じ刑務所の冷たい独房でした。そこには、かつてヨナを虐げていた女囚たちが服役しており、今度はユラ自身が過酷ないじめの標的となります。精神的に限界を迎えたユラは、ヨナの幻影に怯え狂乱状態に陥り、自らが犯した罪の重さに押し潰されるという、まさに因果応報の悲惨な末路を辿りました。
一方、化粧品会社「ジェイ社」の代表として会社を再建し、社会的信用と無実の証明を成し遂げたヨナは、服役中のユラのもとを訪れます。罵声を浴びせ、取り乱すユラに対し、ヨナは復讐の炎を燃やすのではなく、静かな慈悲と決別の眼差しを向けます。「罪を認め、心から反省して生きてほしい」という言葉を残し、ヨナは自らを縛り続けていた復讐の鎖を自らの手で解き放ちました。