石破ファミリーの屋台骨となっているのが、妻の石破佳子夫人だ。慶應義塾大学法学部の同級生として出会い、石破氏の猛アタックの末に結ばれたエピソードは有名である。知性と抜群のコミュニケーション能力を兼ね備えた佳子夫人は、地元・鳥取の選挙区を守るだけでなく、永田町でも「最強のファーストレディ」として高い人望を誇る。
厳格な教育方針のもとで育った二人の娘たちは、幼少期から学問に励み、名門私立校から難関大学へと進んだ。家庭内では政治の話を持ち込まず、穏やかな対話が重んじられてきたという。首相が時折見せる鉄道やアイドルへのディープな趣味も、家族の温かい理解と適度な距離感があってこそ成立している。