宇津井健の死因と臨終5時間前の再婚|遺産相続と家族の真相に迫るの特集記事をご紹介します。専門的な知識が満載です。
宇津井健さんの俳優人生は、戦後日本エンターテインメントの歴史そのものでした。若い頃は早稲田大学を中退後、俳優座養成所(第4期生)に入所。同期の仲代達矢さんや佐藤慶さんらと切磋琢磨し、新東宝に入社後は日本初のスーパーヒーロー映画『スーパージャイアンツ』シリーズで主演を務めました。鍛え抜かれた肉体美と端正なマスクは、当時の若者文化を象徴するアイコンとなったのです。
その後、大映やTBSドラマを中心に数々の名作を世に送り出しました。特に以下の3系統の作品群は、宇津井さんのキャリアを語る上で欠かせません。
時代・代表作役柄・社会的インパクト共演者・関連人物編集部の見解・評価『ザ・ガードマン』
(1965〜1971年)警備会社キャップ・高倉役。
最高視聴率37.2%を記録藤巻潤、川津祐介、神山繁 ほか民間警備業の存在を日本社会に定着させたパイオニア的作品。頼れるリーダー像を確立。『赤いシリーズ』
(1974〜1980年)『赤い疑惑』『赤い運命』等で過酷な運命に立ち向かう父親役山口百恵、三浦友和 ほか山口百恵さんの「芸能界の父」として信頼され、実際の結婚式でも媒酌人を務めた深い絆。『渡る世間は鬼ばかり』
(2006〜2011年ほか)岡倉大吉役(藤岡琢也さんの急逝に伴い第8シリーズより後任)泉ピン子、長山藍子、橋田壽賀子(脚本)前任者のイメージを尊重しつつ、品格ある独自の父親像を確立し国民的長寿ドラマを完走。
とりわけ山口百恵さんとの関係は特別でした。『赤い疑惑』などで見せた慈愛に満ちた眼差しは演技の枠を超え、百恵さんが三浦友和さんと結婚する際には、宇津井夫妻が媒酌人(仲人)を務めました。百恵さんが芸能界を完全引退した後も、2人の師弟愛と信頼関係は生涯にわたって変わることはありませんでした。