「操作を受け付け、シャッター音も鳴って画像ファイルは生成されるが、開くとパソコンスクショ画面が真っ黒になっている」という相談がサポートコミュニティに連日寄せられている。この現象はハードウェアやOSの故障ではなく、コンテンツ保護技術による意図的なブロックである。
Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、DMMなどの動画配信サービスや、有料電子書籍のリーダー画面、一部の金融機関・暗号資産取引画面では、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)をはじめとする著作権保護画面キャプチャ制限が厳格に機能している。OSやGPUレベルで描画レイヤーが暗号化されているため、画面保存ツールは意図的に黒ベタの画像しか取得できない仕組みになっている。
業務用の正当なキャプチャであるにもかかわらずブラウザ上の特定要素が真っ黒になる場合は、Google ChromeやMicrosoft Edgeの「グラフィックアクセラレーション(ハードウェアアクセラレーション)機能」を一時的に無効化(設定>システム>使用可能な場合はグラフィックアクセラレーションを使用するをオフ)にしてブラウザを再起動することで、描画レイヤーの直接キャプチャが可能になる場合がある。