横浜地裁で行われている公判では、殺害当日の凄惨な状況と、被告人同士の責任の擦り付け合いが生々しく記録されています。法廷に提出された証拠によると、被告らは原さんを町田市内の居宅に誘い込み、逃げ場を奪った上で複数人で激しい暴行を加えたとされています。
原さんは命乞いをしたものの、結束バンドで拘束され、最終的にロープ等で首を絞められて絶命。その後、遺体をあらかじめ用意していた大型スーツケースに詰め込み、レンタカーで多摩川河川敷へと運搬して水中に投棄した手口が克明に明かされました。
公判における争点のひとつは、「事前の殺意と共謀の範囲」です。一部の実行役被告は「脅すつもりだったが、やりすぎて死んでしまった」「主導したのは自分ではない」と殺意を否認し、傷害致死を主張。一方で検察側は、あらかじめ遺棄用のスーツケースやレンタカーを手配していた点などを挙げ、計画的な殺人罪の成立を強く求刑しています。公判は各被告の量刑判断を巡り、緊迫した審理が続いています。