2026年代に入って放送された『ひぐらしのなく頃に 業』および『卒』は、旧作のファンに巨大なハンマーを振り下ろすかのような衝撃を与えた。単なるリメイクだと思われていた物語は、実は完全なる「続編」であり、新たなループの主犯が沙都子であることが明かされたからだ。
梨花と共に聖ルチーア学園に進学した沙都子が味わった疎外感。それが引き金となり、彼女は梨花を雛見沢に繋ぎ止めるためのループを開始する。この展開はファンの間で激しい賛否両論を巻き起こした。「友情の崩壊」を描いた生々しい描写は、かつての美しい解決(『解』のエンディング)を覆すものだったからだ。しかし、2026年現在における再評価では、キャラクターの人間臭さや、依存と自立という現代的なテーマを深く掘り下げた意欲作として、その地位を確立しつつある。