荷物を受け取った側にとって、最も実用的なメリットとなるのが緩衝材としてのポップコーンの捨て方です。かさばる発泡スチロールやプラゴミの処理に悩まされるストレスから解放される工夫が施されています。
コーンスターチを主成分とする緩衝材の多くは水に溶ける緩衝材として設計されており、水流を当てると数秒から数十秒で液状に分解されます。しかし、処理方法にはいくつかの重要なポイントがあります。
1. 自宅のシンクや風呂場で水に溶かして流す場合
少量の処分であれば、キッチンのシンクに緩衝材を置き、水道水をかけるだけであっという間に溶けて排水口へ流れていきます。ただし、一度に数十個〜数百個の緩衝材を一気に流すと、排水管のトラップ部分でデンプンが糊状に固まり、詰まりの原因になることがあります。水で処理する場合は、数回に分けて十分な水量でしっかり押し流すのが鉄則です。
2. 可燃ゴミ(燃えるゴミ)として捨てる場合
最も推奨される手軽な方法は、そのまま自治体の指定ゴミ袋に入れて「可燃ゴミ」に出す方法です。プラスチックと異なり植物性デンプンが主原料のため、焼却炉を傷める高熱を出さず、有毒ガスを発生させることもありません。水をかけると小さく収縮するため、霧吹き等で少し湿らせて体積を減らしてからゴミ袋に入れるとゴミ袋の節約にもつながります。
3. 家庭用コンポストや庭の土に還す場合
完全生分解性の素材であれば、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解されます。自宅で家庭菜園やコンポストを行っている場合は、土に混ぜて分解させることも可能です。