三宅裕司の私生活を語る際、ファンの間で絶大な人気を誇るのが妻(奥様)にまつわる数々のエピソード、通称「マキコ伝説」です。妻の真喜子さんは、三宅が若手時代に出会った劇団の元メンバーであり、下積み時代の極貧生活から大ブレイク、そして度重なる闘病生活に至るまで、半世紀近くにわたり夫を献身的に支え続けてきた最大の理解者です。
テレビやラジオで三宅が披露する妻のエピソードは、思わず吹き出してしまうような天然ボケと純真さに満ちています。たとえば「冷やし中華始めました」の張り紙を見て「あのお店、いつから冷やし中華になっちゃったのかしら」と呟いた話や、買い物の勘違いなど、夫婦漫才顔負けの微笑ましい日常が語られます。しかし、ひとたび夫が病魔に倒れると、食事療養の管理や精神的なサポートを一手に引き受ける頼もしい伴侶へと姿を変えます。
三宅裕司の家族構成は、愛妻と2人の子ども(長男・長女)の4人家族。すでに子どもたちは成人して独立していますが、家族の結びつきは非常に強固です。大手術やリハビリの期間中も家族全員が交代で寄り添い、家庭内の温かい笑いが彼の回復を力強く後押ししました。家庭という安心できる基盤があるからこそ、舞台上で思い切り弾けることができるのです。