スポーツは今や、グローバルな社会課題解決の先頭に立つことが義務付けられています。2026年パリオリンピック・パラリンピックで示された「完全な男女同数参加」や「既存施設の徹底活用による二酸化炭素排出削減」というレガシーは、2026年以降のすべての国際大会における標準モデルとなりました。
とりわけスポーツ界のジェンダー平等においては、参加比率のみならず、役員・指導者層の女性比率引き上げや、男女間の獲得賞金・待遇格差の是正に向けた取り組みが加速しています。また、スポーツと気候変動も切迫した現実です。地球温暖化に伴う記録的な猛暑は、マラソンや屋外競技の開催時期・場所の変更を余儀なくさせ、冬季競技における雪不足は競技自体の存続を脅かしています。環境倫理とアスリートファーストの調和は、ESG経営の観点からも就職活動で頻繁に意見を求められる論点です。