成田国際空港からのアクセスを生かした国際医療展開も、新たな局面を迎えている。アジア諸国や欧米から、高度な検診や先進治療を求めて来日する患者の波が絶えない。専用の国際患者サービスデスクには、言語対応だけでなく宗教的配慮や食事対応まで熟知したコンシェルジュが常駐する。
「わざわざ東京を経由せずとも、ここで世界レベルの医療を受けられる」。ある海外からの患者は満足そうに微笑んだ。単なる「医療爆買い」の受け皿ではない。日本の高い医療技術を国際貢献として提供しつつ、得られた収益を地域医療のインフラ強化へ還元する持続可能な循環が、見事に機能している。